その後、花冷えが続き、満開は四月八日頃になった。
お陰でゆっくり、あちこちでお花見が楽しめた。
今年の桜はピンクの色が濃くて本当に桜色とはこの色をいうのだと
感慨に浸りながら桜並木を散策した
自宅近くには哲学の道の延長の疎水べりに
桜並木が東西に続く。
南北には川端どうりに出町柳から高野、松ヶ崎あたりに
延々と桜並木が続く
出町柳の賀茂大橋からは大文字が正面に見られ、
賀茂川と高野川が合流し鴨川となる三角州の
両側に桜並木が眺望出来る。
出町柳から高野川沿いに川端どうりを北上すると、
桜並木沿いに沢山の花見客と観光する車で賑わう。
高野辺りまで北上してくると高野橋からは五山の送り火の
一つの妙法の「法」の文字がくっきり浮かび上がって見える。
両側に桜並木が見え、更に進むと反対側(右手)に比叡山が近づいてくる。
高野川の中洲には菜の花が群生し黄色と桜色と野草の緑との
コントラストに毎年ながら感激する。
ついでに高野川の西側に松ヶ崎浄水場から西に進むと
疎水沿いに両側に満開の桜並木が賀茂川辺りまで続く。
鴨川も高野川も疎水にも花筏がゆらゆら揺れ、
水が日の光に反射してキラキラさざめきながら
銀色とピンクの川面がゆったり流れて行く。
至福の時である。
この辺りの住人である贅沢と幸せを感じる季節である

