2009年10月19日

熊野古道伊勢路ウォーク デビュー(^・^)

何度かお茶をしているうちに
彼女が熊野古道巡りに参加している事が判った。

彼女はコーラスの比較的新しいメンバーで
偶然、街で出会い、彼女の数奇というか、
複雑な人生を知ってからだった。

私は以前から平安のいにしえびとの熊野詣でを
知っていて、古道をたどりたく願っていたが、
主人の病気以後、封印していた。

彼女に同行を願い、快く引き受けて貰えた。

私は11月から参加の予定だったが、
お互いに都合が悪く、急遽、10月分に参加した。

京都から尾鷲市までバスで移動する。

昼食後、いよいよコースを辿る。

前後の日の天気予報は晴れであったが
当日は曇りや雨であった。

40代のハンサムな林業が本職の語り部さんの先導で。

熊が出て坊さんが驚きこけると言われる
比丘尼転びや前回の台風で真っ二つに裂けた木や
地下が岩盤で土の層が浅いため、
倒れ、下から大きな岩が見えている数本の大木や
炭焼き釜跡の説明を受けながらヨコネ道を通り、
三木峠へ向う。

京都育ちのメンバーは、
木々の間から海が間じかに見えるのを喜んだ。
普通なら琵琶湖が見えるのが自然なのだから。

森林特有のかぐわしい香りを楽しみながら、
一人しか通れない、
台風での新しい落ち葉を踏みしめながら
苔むした岩石の多い道を歩く。

賀田湾口から太平洋に続く外海を眺望し、
チリ沖地震の時の津波の話を聞く。

三木峠の手前辺りで、驟雨に会い、カッパを着る。

三木峠から羽後(はご)峠の前後、自然道が寸断され、
時々、舗装路を通る。
勾配が急な部分には、階段状の石畳が残っており、
苔むした岩石の転がる涸れ川と共に古道気分を満喫する。

降ったり止んだりの中、
殿様道を通る。山の神を祀る祠があり
御神体が女神なので木製の男根が置かれている。

途中、みかんの木に留まっている
珍しい「アサギマダラ」という蝶を見つける。
気配に気付き、逃げ、飛び回るので
カメラでは撮れなかったが紫色の独特の紋様に感激した。

羽後峠に着き、
スタンプを押すべく、リュックの外側に差し込んでいた
冊子が雨で縮んでいた(~o~)

休憩で休んでいると語り部さんが
急ぎ戻って行かれた。

今日からデビューの語り部さんのグループが
道に迷われた為らしい。

私達のグループは、滋賀県のグループの後に着き、
年配のベテランの語り部さんの案内で峠を下っていった。

途中、伏見桃山城と同じ、
延々と続く野面(のづら)積みの猪(しし)垣を横目に見ながら。

賀田の里近くに「賀田羽根の五輪の塔」がある。
江戸初期の供養塔だが、今は四輪しかない。
語り部さん曰く
漬物石に持っていかれたのでは・・・(*^。^*)と

町の一角にバスが待っている。
迷われたグループを半時間程、待ち
帰路に着いた。

熊野古道伊勢路ウォークツアーは
約2年程掛けて15回に分けて、
伊勢神宮を起点に紀国の熊野本宮への古道を
辿るコースである。

今回は7回目で三木峠から羽後峠コースである。
比較的ゆるいコースだった。
前後のコースは険しく、脱落者も出る程のコースらしい。

尾鷲市は年間雨量が多く、湿度も高く、
道は苔むして、岩や岩盤も苔で滑り、
相当な難所らしい。

あちこちでキノコ類が見られる。

お土産に青切り(極早生)みかんを沢山買った。

ツアーのメンバーは大体、決まっているらしく、
お互いに親しくされ、
私も仲間として認めて戴けたようである。


雨の中のツアースライド分
http://www.youtube.com/watch?v=f1dsmJRt2_8



F1000248.JPG    三木峠への案内


F1000275.JPG    ヨコネ道から太平洋(外海)を望む


F1000295.JPG   野面積みの猪垣





タグ:古道巡り
posted by ミーちゃん at 02:50| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする